webOS 1.4.0 での日本語化

そう言えば Regional Settings で FORMATS をJapan にしただけでしたので弄ってみました。
その前にミニーさんの所で従来の方法では旨く行かないと書かれてたので、ちょっと調べて見ました

基本的には locale.txt に日本の情報を追加するのと ja_jp の追加なんですが。locale.txt の書式の違いは問題無いと思われます。ja_jp の方は中のファイルが増えています。ただ、日本語化で問題となる datetime_table.json は同じだったので、このファイルだけ書き換えで良さそうです。

で、実際にやってみたのですがミニーさんも書かれてますが locale.txt が2カ所に存在します。ご存じ通り(笑)私の場合 UPDATE に一度失敗したので以前の /usr/lib/luna/customization/ の方もインストールされた状態のままです。

webOS の SDK が 1.4.0 になったので、それをダウンロードして、まず、そちらで検証してみました。

SDK の方は新規の 1.4.0 なので一カ所(/etc/palm/)しか locale.txt は有りません。で、修正して ja_jp の方も en_us をコピーして作成し datetime_table.json を以前作成した日本語化後のファイルを上書きしました。これで再起動するとリージョン設定に Japanese が表示されるので、選択。暫くすると初期画面になるので Clock で確認しました。
年月日までは FORMATS を Japan にするだけで表示されるのですが曜日は英語のままです。日本語化した後は曜日も日本語で表示されました。Calendar の曜日も同様です。

これで、よし!、と思い実機でも /etc/palm/locale.txt を修正して /usr/palm/frameworks/mojo/submissions/330/resources/ に en_us を元に ja_jp をコピーで作成し日本語化した datetime_table.json をコピーしました。しかし、再起動するもリージョン設定で Japanese が表示されません。うーん、おかしい、で、/usr/lib/luna/customization/ の locale.txt も修正してみた所、何という事でしょう!(笑)リージョン設定に Japanese が表示されました。選択し、Clock を見ると、曜日が日本語で表示されました。嬉しい。

纏めると
・1.3.X から UPDATE した方は2カ所の locale.txt を修正する必要が有る。
 (1.4.0 の ROM 焼きの場合は1カ所で良いはず。)
・ja_jp は 1.4.0 の en_us を元に作成し以前日本語化した datetime_table.json を上書きする。

ですかね。
ミニーさんの記事コメントに私と同様 UPDATE で失敗した方がおられます、原因としては

(1) 新しい場所の locale.txt と以前のとの内容が異なる
(2) ja_jp 内のファイルが新しいバージョンに必要なファイルが無い

が考えられます。ただ、私は UPDATE の前にリージョン設定で LANGUAGE を English/United state に設定していたので (2) が原因とは考えにくいかと思います。そうすると (1) が怪しいですが、実機で検証する勇気は有りません(笑)

Mac で新しい meta-doctor

前回 1.3.5.2 の ROM イメージ作成時 make で失敗したと書きました。その失敗の原因が分かりました。
原因は Mac に md5sum コマンドが無いからです。Mac の場合 md5 コマンドとなります。以前の Makefile には OS が Darwin だと md5sum の代わりに md5 で動作する様に記述されていたのですが、最新の Makefile には消えてました。理由は分かりませんが。

Makefile の 49 行目辺りに ifeq ($(shell uname -s),Darwin) と書かれているのを見つけ書き換える。

ifeq ($(shell uname -s),Darwin)
TAR = gnutar
MD5SUM = md5
else
TAR = tar
MD5SUM = md5sum
endif

次に xargs を見つけて(2カ所)

xargs md5sum を
xargs ${MD5SUM} に変更

これで make は正常に終了します。私は既に 1.3.1 から 1.4.0 にしてしまったので実際に ROM 焼きは行ってないのですが、多分これで大丈夫?

pre 復活!、ついでに…

やっと元に戻りました、戻ったと言うか操作できる様になった、と言う事です。
最初 1.3.1 だったのを UPDATE で 1.3.5.2 にしたので meta-doctor で 1.3.5.2 にしようかと ROM イメージを作成したのですが、make の途中でエラー。新しい meta-doctor を使用したのが敗因か?仕方ないので 1.3.1 で ROM イメージを作成して焼き込み。
そして profile の問題は sign in して事なきを得ました。最初 1.4.0 で失敗したのは例のパッチかも知れません。ついでに再度 UPDATE を動かすと 1.3.5.2 が出てこなくて 1.4.0 でした。ええい!やってしまえ!、と言う事でアップデートしました。(懲りない奴です)
今度は再起動時結構時間が掛かっていて、大丈夫か?なんて思いながら。アップデート後先起動するのですが、OS の再起動の後、少しして(例の Palm が光る状態)再度起動を2回くらいした後、正常に起動され 1.4.0 への UPDATE が正常に終了した画面が表示されました。(良かった)
profile を元に戻した時に、以前インストールしていたプログラムがインストールされていました。しかし、profile アカウント以外は設定は残っている様ですがパスワードが消えてました。Calendar , Contacts , 画像ファイルやミュージックファイルも無い状態です。
Calendar , Contacts のデータは MissingSync pre で元通りマックからコピーされ現在は以前と同じ状態です。日本語化のファイルはどうなったのかこれから調べます。フォントも以前リネームしたのは元に戻っている様です、漢字とカタカナのバランスが初期状態でした。
1.3.5.2 にアップデートした時は残っていたと思うのですが。忘れちゃいました。これからゆっくりと内部の探索に出かけます(笑い)。

追記:meta-doctor で ROM を上書きしたので残るわけがない、でした。

webOS 1.4 Update 失敗

きょうの昼頃 Update アイコンをクリックすると、webOS 1.4.0 のアップデート案内が表示されたので、思わずクリック。
ダウンロード、ベリファイ、インストールと順調だったのですが、再起動でなんだか怪しい感じ(起動を繰り返していた)だったのですが、最後に
この画面が出てしまいました。
何が悪かったのか、さっぱり分かりません。ひょっとしてデベロッパーモードにしたままがいけないのか…(涙)

App Catalogue に表示されないプログラムのインストール

WebOS 1.4 の情報を探しに PreCentral を彷徨っていて、面白い物を見つけましたので紹介します。

詳しくは投稿された記事を見て頂きたいのですが、App Catalogue で表示されない無料のソフトをインストールする方法についてなんです。

Preware と何処が違うのか分からないのですが、Preware で表示されるアプリケーションの情報を取得してインストールしたいアプリケーションのパッケージファイル URL を探してブラウザ等で直接ダウンロードしてしまおう、と。

ダウンロードした後は Quick-Install とか SDK をインストールしている人は palm-install コマンドで、ダウンロードしたパッケージを Palm pre にインストールします。
このパッケージファイルのURLはドメインが cdn.downloads.palm.com なので App Catalogue と同じだと思うのですがねぇ。

その記事の中でドイツではプログラム (IPK Fetcher)まで作成されていました。私も試しにダウンロードして実行してみました。起動直後は前述の情報をダウンロードするのでアプリケーション一覧が表示されるまで結構時間がかかります。ちなみにプログラムは Java なのでマルチプラットホーム(Mac , Windows , Linux )です。

Iwata さんも凄い方法を見つけたと思うのですが、ちょっと面倒ですよねぇ。

I Love Macintosh